第14回静岡市民文化祭参加作品
『そして誰もいなくなった・・・。』
【2016合同企画】静岡市演劇協会3団体(劇団静芸・劇団RIN・TPSスタジオ)
主催:静岡市
企画運営:静岡市文化協会
主管:静岡市演劇協会・劇団静芸
後援:静岡新聞社・静岡放送
(静岡市民文化祭は5月11日(水)~6月26日(日)まで開催します。)
イギリス南西部デヴォン州の沖に浮かぶ孤島の邸宅に、招待状によって面識のない10人が集められた・・・。
全世界を対象に行われたクリスティ小説の人気投票ベスト1作品。
没40年となるミステリー小説の 女王アガサ・クリスティー。
推理小説の 金字塔作品を、新脚色の演劇でお届け!
■日時/2016年5月21日(土) 17:30開場・18:00開演 (上演時約100分)
■入場料/一般前売2,000円(当日2300円)、高校・大学生前売1,000円(当日1,200円)
■プレイガイド/1 各劇団(劇団静芸・劇団RIN・TPSスタジオ)、2 【e+】 (パソコン/スマートフォン/携帯共通) ※宅配、コンビニ受取可
■場所/静岡市民文化会館 中ホール
■原作/アガサ・クリスティ
■脚色/中村和光(劇団RIN)
■演出/中川 正臣(劇団静芸)
<出演>
-サスペンスなので順不同-
フィリップ・ロンバート (元陸軍大尉) |
土谷武 (TPSスタジオ) |
ヴェラ・クレーソーン (オーエン夫人の秘書) |
仲野 希実子 (TPSスタジオ) |
サー・ロレンス・ヴォーグレイブ (元判事) |
長谷川 哲夫 (劇団静芸) |
ドクター・アームストロング (医者) |
山田 清顕 (TPSスタジオ) |
ウィリアム・ブロア (元刑事・探偵) |
田中 信矢 (劇団静芸) |
エミリー・ブレント (独身の老婦人) |
小泉 ひろ美 (劇団静芸) |
ロジャース (オーエンの召使) |
木村 亮太 (TPSスタジオ) |
ミセス・ロジャース (オーエン家の料理人) |
中田 百奈美 (TPSスタジオ) |
アンソニー・マーストン (財産家の若者) |
吉田 崇人 (劇団RIN) |
マッケンジー将軍 (退役将軍) |
中村 和光 (劇団RIN) |
<スタッフ>
*=チーフ
原作 | アガサ・クリスティ |
脚色 | 中村 和光 (劇団RIN) |
演出 | 中川 正臣 (劇団静芸) |
演出助手 | 土谷 武 (TPSスタジオ) |
衣装・メイク | 豊田 眞理子 (TPSスタジオ)* |
生井 節子 (劇団静芸) | |
小泉 ひろ美 (劇団静芸) | |
結髪 | 鈴木 英子 |
大道具 | 中川 正臣 (劇団静芸)* |
木村 亮太 (TPSスタジオ) | |
細田 大地 (劇団静芸) | |
小道具 | 長谷川 哲夫 (劇団静芸)* |
田中 信矢 (劇団静芸) | |
薮崎 友加里 (TPSスタジオ) | |
制作 | 山田 清顕 (TPSスタジオ)* |
仲野 希実子 (TPSスタジオ) | |
中田 百奈美 (TPSスタジオ) | |
中川 正臣 (劇団静芸) | |
受付スタッフ | かたせ 優子 * |
あべ よしみ | |
後藤 順子 (劇団静芸) | |
水沢 詩生 (TPSスタジオ) | |
村上 由起 (TPSスタジオ) | |
細田 和代 (劇団静芸) | |
舞台スタッフ | 法月 美幸 * |
新生 聡子 | |
生井 善一 (劇団静芸) | |
細田 大地 (劇団静芸) | |
山田 奈旺 (劇団静芸) | |
音響 | 駒形 佑介 |
照明 | 大橋 真帆 |
舞台監督 | 菅 直宏 |
■あらすじ
イギリス南西部の海に浮かぶ孤島に建てられたU.N.オーエンなる人物の邸宅。互いに面識もない職業や年齢もさまざまな十人の男女が招待され、8月8日に集まった。しかし、主は到着が遅れるというメッセージを届けて不在であった。招待客達は料理人の用意した、素晴らしい夕食の後、一枚のレコードを聞く。突如流れ出した音声は、招待客たちの秘められた過去・・・裁きを受けずに終わった犯罪の秘密を暴き立て始めた。そして童謡の歌詞になぞられて、一人また一人と殺害れていく……。
「ミステリーの女王」アガサ・クリスティ金字塔作品の演劇ミステリー化。
すでに知ってるアナタも、知らなかったアナタも愉しめる、この作品。
このたび我々も衝撃的だった新ラストになりました。アナタも劇場で一緒に推理しよう!
<パンフレットより>
拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます―。
そんな書き出しの一通の手紙から始まる物語。
舞台はイギリス南西部避暑地の海に浮かぶ孤島、クロンボ島に建てられた邸宅。
互いに面識もない職業や年齢もさまざまな十人の男女が招待され、8月8日に集まった。
しかし、招待主U.N.オーエンは到着が遅れるというメッセージを届けて不在であった。
オーエン不在のまま、客は料理人の用意した素晴らしい夕食の後、一枚のレコードを聞く。
突如流れ出した音声は、招待客たちの秘められた過去…
裁きを受けずに終わった犯罪の秘密を暴き立て始めた。
そして童謡の歌詞になぞられて、一人また一人といなくなる……。
10人の個性的な役者たちが、今宵ミステリーの世界へお連れします――。
劇団静芸・劇団RIN・TPSスタジオ
■本公演の意図■ 「久しぶりの合同公演」
ご来場ありがとうございます。一同、心より感謝を申し上げます。
昭和時代は市民劇団も各団体で数十人の劇団員を抱え、それぞれ劇場ホールを使った公演活動も精力的に頑張っていました。しかし、多様化により、現在では演劇活動を続ける集団の在り方や芝居を発表する場所や方法は様々になっています。その中で静岡市演劇協会は、静岡市民文化会館のようなホールでも演劇公演も手掛ける団体で且つ、継続する『劇団』という形態をとる演劇集団が集まって結成されています。
これまでも各団体が、各々で頑張る姿に刺激を受け、それぞれが持つ個性(identity)を認め合いながら活動。さらに相互で客演交流なども積極的にし切磋琢磨してきました。イベント公演団体と違い、『劇団』という演劇形態の強みは、役者・スタッフともに積み重ねた力をもって、更に高みを目指せること。大切な仲間たちです。
「演劇は集団の冒険」です。それは…キャスト、スタッフだけでなく、観客も巻き込んだ未知への旅。
本公演は、静岡市演劇協会の参画団体による「合同公演」と言う形で、更に高い刺激をしあった3団体の「冒険」の旅への準備の日々でした。折角なので単独公演では味わえなかったい「演劇」を、ご覧を頂こうと組み上げてまいりました。
「劇団静芸のオーソドックスで安定した芝居づくり」+「劇団RINのオリジナル作品づくり能力による脚色」+「TPSスタジオの若くて力強い役者達」
それぞれが科学反応を起こし、これまでに無かった公演を生み出しました。皆さまもともに、演劇ミステリーへと冒険です。
【2016合同企画】静岡市演劇協会3団体(劇団静芸・劇団RIN・TPSスタジオ)
■「アガサ・クリスティ」没40年特別企画として■
およそ一年前に集まって合同公演を決め、それならば「単独公演では選択しないような作品を上演しよう」となった。そこで選出したのは『そして誰もいなくなった(原題: And Then There Were None・1939年発表)』である。うむ、確かに単独公演作品として選ばないだろう。
読んでみると、凝縮した人間模様がある。時代を超え色あせないという古典的な魅力があった。クリスティ作品は、純粋な推理小説というより、人間心理・冒険・恋愛などが絡まっていて、それは何度も読みたくなる魅力となる。良質なミステリーには“騙される快感”があるのだ。クローズド・サークルの代表的エンターテイメント作品を、3団体のチカラを結集して創り上げた。一同、ぜひ観客とともに愉しみたい想いである。
劇団静芸代表 中川 正臣(演出)
<舞台写真>
(;^^)ヘ..ネタバレあるから気をつけて。
<観劇批評カード>
自らの感性で物語を振り返る方、技術的なことなど様々な切り口で、ご覧頂いた皆様に受け止めていただいた公演でした。全てが財産です。ありがとうございました。すべての叱咤激励を、目をつぶらず受けとめて、つぎに繋げていきます。
- ミステリーということで、あえて話を知らない状態で観賞させて頂きました。一緒に入り込みながら犯人は誰なのか、一人一人の動きに注目して楽しみながら見ることができました!! ストーリーも、すごく見やすい長さでつくられていたし最後まで色々と想像しながら見ることができ、皆さんの演技に見入ってしまいました。とても楽しめました。ありがとうございました!!
- お疲れさまでした。大作でしたね。皆さん気合いが入って良かったです。舞台美術が、ザ・舞台って感じで、わたしも時々はこんな舞台に立ってみたいなと。長谷川さん(劇団静芸:ウォーグレイブ役)声が本当にステキでした。また観に来ます。
- 吉田君(劇団RIN:マーストン役)がチャラチャラしていました。でも、面白かったです。少し怖い話だったけど、ミステリーな感じの劇場・役者の空気が良かったです。
- とても楽しませていただきました!妖精の女王様(TPSスタジオ2015.07「真夏の夜の夢」)のファンなのでヴェラがクライマックスまで生きていてくれて、たくさん見ることができて嬉しかったです。ウォーグレイブ元判事のファンになりました。こわくてカッコ良かったです!次の作品も楽しみにしています。
- 中川さん(演出、大道具)お疲れさまでした。役者の皆さんお疲れさまでした。
- 普段はTPSスタジオの芝居を見ているので、違う…大人な感じで面白かったです。また、ぜひ見たいです。頑張ってください!!
- 久々に見応えのある舞台で楽しませていただきました。応援してます。
- 日頃の練習の成果と、皆さんの役者魂を直近で観させて頂きました。感動しました。ありがとうございました。
- 大変見応えがあって良かったです。少し暗転の時間が長かったですが、皆さんの演技が大変すばらしく充実した時間となりました。吉田くん(劇団RIN:マーストン役)おつかれさま。かっこよかったよ!
- とても良かったです!渋い役者の皆様。演技もシブくて、かっこよかったです!長ゼリフのオンパレード、皆様の演技にホレボレです。恐怖している仲野(ヴェラ役)が、うまくてリアルで見れて良かったです。(笑) 最後も、輝いていました。皆様お疲れさまでした! 超かっこいいです★~!
- 個性が役にとても合っていると思いました。面白かったです!
- とても素晴らしかったです。時間を忘れて引きこまれてしまいました。また観に来たいと思います。月並みな言葉で申し訳ありませんが、応援してます。
- 原作を知っているので楽しかったです。
- とても面白かったです。緊迫したシーンがとても良かったです。
- お疲れさまでした。楽しかったです。
- とても面白かったです。
- 先輩や先生方が、とても迫力のある演技をしていて、すごいと思いました。劇団静芸、劇団RIN、TPSスタジオがコラボしていたので、凄いと思ったし、それぞれの個性が出ていて面白かったです。そして、セットも良かったです。俳優さんの声が、きれいでよく通っていたと思います。
- とても、たのしかった(ハート)
- 元判事さんの狂いっぷりが良かったです。ミセス・ロジャース退場はやかった…。(´・ε・`)
- バカこわかった!(大きな文字)
- 前半はちょっともたついたみたい。後半は見事でした。気持ち良く帰れます。
- お疲れ様でした。合同公演はスタイルの違う劇団が集うのでとても大変だったでしょう。十分楽しめました。
- ミステリー、楽しかったです。最後の二人はお互いに信じ合えれば助かることも出来た助かる機会もあったのに…と、思いました。信じ続けることを忘れないようにしたいです。ありがとうございました!!
- おもしろかった。ありきたりの正義ものでないところも。演じ手の力量も問われる作品だったと思う。
- とても怖かったです。歌は、とても明るい口調でしたが、とても怖かったです。
- ドキドキしながら見てました。本当に孤島にいる感じが出てました。それぞれの個性が出ていて面白かったです。
- おもしろかったョ!! チョットムチャがあったがそれはそれ!次回はコメディーをお願いします。
- 先日、問合せ事項があり、2度主催者の方へ架電しましたが、お出にならず、折り返しも頂けませんでした。。。3団体合同で、静岡市民文化祭の冠も掲げていた公演なので、こういう不誠実ともいえる対応はいかがかと思います。パンフレットは趣向をこらしていてビックリしました! 一つ思ったのは、チラシに掲載されているキャストから変更されたことについて、一言、言及すべきだとかんじました。個人的にそのキャストのファンで、チラシを見て来たという人もいるかもしれないので…。(※事情で一ヵ月前に二名キャスト変更をしておりました)//みなさん、とてもすてきでしたが、やはり生きのこっていた御三方はとくによかったです!長谷川さん(劇団静芸:ウォーグレイブ役)ダンディーでした…!!!こわくて、おもしろかったです。
- 楽しかったです。TPSスタジオで、いつも観させて頂いているものと感じが違って引きこまれました。
- 個性がいろいろ楽しめて良かった。とても濃い内容で死ぬのはあまり好きではありませんが、特に長谷川さん(劇団静芸:ウォーグレイブ役)が、最後にニヤッとするところが、何とも言えず印象的でした。今までにない役かな?
- 楽しく見られました。特に最後の方など好きでした。また見たいです。
- すごく楽しく観させていただきました。役者の方の演技力がすごく、見入ってしまいました。これからも頑張ってください。
- キャラクターそれぞれ個性が出ていて活き活きしていました! 楽しく謎解きできました。ありがとうございました。
- みなさま、おつかれさまでした。前半、人数の多い中での段取り、セリフ、うごき、むずかしそうだなぁということも含め、ハラハラドキドキさせて頂きました。個人的にセクシーなヴェラが好きでした(ハート)外見だけでなくセリフがとても美しくきこえました。長谷川さん(劇団静芸:ウォーグレイブ役)、たくさんのセリフほんとうにおつかれさまでした。ラストの笑顔に彼の人生を見ました。ありがとうございました。
- 熱烈「A.クリスティ」ファンです。クリスティつながりで、何度か英国にも。新聞にチラシの入っていた4月上旬に、すぐにTELし予約しました。楽しくてハラハラ、enjoyしました! 皆様の熱演に拍手!
- 舞台作りが大変素晴らしいと思います。大道具・小道具・衣装がきれいでした。さすが劇団静芸と感じました。木村君(TPSスタジオ:ロジャース役)、吉田君(劇団RIN:アンソニー・マーストン役)、中村さん(劇団RIN:マッケンジー将軍役)良かったです。
- 最後の最後まで誰が残るのか、はらはらドキドキ。とても深みがありおもしろかったです。思わず自分に罪は?と、振り返ったりも…(笑)。ありがとうございました。
- 可愛らしい童謡(クロンボさん)が、流れてミステリーの開幕。新しいラストになっていて違った衝撃の味わい。出演者の皆様の一体となった演技良かったです。◎サー・ロレンス・ヴォーグレイブ様:二面性の人格を持ったむずかしい役で大変だったと思いますが、…特にラストの滑舌、よく通る声等々迫力がありました。拍手!! ◎エミリー・ブレント様:滑舌がよく凜とした姿、素敵!!◎スタッフの方々も。特に演出の方は、いつも出演されたり、音響・照明等、多面に活躍されていてすごいなぁーと思いました。紗幕(書斎部屋)は効果抜群でした。貴重な“ひととき”を、ありがとうございました。
- 観劇は、ほぼ初めてでした。非日常を楽しませて頂きました。その中で気づいたこと、感じたことを述べさせていただきます。まず、ストーリーですが、原作を読んでないと設定、情況がわかりずらかったです。ナレーションでいいので説明が欲しかったです。役者の皆さんは熱演されてましたが、セリフが聞き取りにくい方が何人かいました。よく聞こえるようにしゃべって欲しいと思いました。主役の女性(?ヴェラ役と思われる)は、口跡、立ち姿が良く、華を感じました。次回公演がありましたら是非行きたいです。
- おもしろかった! 話に入り込んでしまい、誰が犯人なのか予想しながら見ていました。演出で子供の歌から始まったり、舞台をかえなくても場面の変化など が、わかりやすかった。舞台をうまく、ひろく使ってたと思いました。TPSスタジオの演技だけよりも、いろいろな俳優さんの演技も見れて面白かった!
- 総てがプロ級でした。
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