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特集
特集 全国リアリズム演劇会議(全リ演)
全リ演とは?
地域に根ざした演劇の創造と普及をモットーに、各集団の自主性を尊重しながら、互いに交流し、学び合い、刺激し合って力量を高め合おうという全国的な協議体で、正式名称は全日本リアリズム演劇会議と言います。1960年、安保闘争のあと、文化団体や新劇運動の中にも様々な形で分裂現象が起こりました。こうした中で、地域に根をおろし、国民の民主的な運動と連帯したリアリズム演劇の創造と普及を目ざす劇団が集まり、1962年に、西日本リアリズム演劇会議が結成され、翌1963年には東日本でも結成されました。東・西リ演はそれぞれに活動していましたが、1981年に合同し、全日本リアリズム演劇会議となりました。専門劇団、非専門劇団を問わず加入しており、現在、北海道から九州までの各地に45集団が活動しています。個人会員も約20人います。また、友好劇団も30数集団に上っています。
全国地域ブロックに分かれており、山梨県・静岡県をエリアとした山静(さんせい)ブロックに当劇団も所属しております。
- フルネームは「全日本リアリズム演劇会議」です。略称「全リ演」とも言います。
全リ演は、北海道から九州まで、全国の各地域で活動している専門劇団、非専門劇団が加盟する劇団の全国組織です。 - 全リ演は、北海道から九州まで、全国の各地域で活動している専門劇団、非専門劇団が加盟する劇団の全国組織です。
- 全リ演加盟劇団は、それぞれ自由で多様な表現で、地域と観客に根ざした創造活動を展開しています。
- 全リ演は、機関誌「演劇会議」を年3回発行しています。「演劇会議」は、地域劇団の動きを伝える日本で唯一の全国的演劇情報誌です。
- 全リ演は、会員の推薦で団体でも個人でも加入することができます。
- 全リ演は活動の便宜上、京都・奈良以西の「西会議」と、福井・滋賀以東の「東会議」に分かれています。東西それぞれが総会・ゼミナールやワークショップ・経験交流会などの行事を実施しています。また、東西ともブロックごとに諸行事を行っています。
- 東西合同で3年ごとに全日本演劇フェスティバルを開催、広く全リ演以外の人々にもよびかけ、交流を深めています。
- 全リ演の運営は全国的には議長団(6名)が責任を持ちます。東西それぞれに運営委員会があり、事務局と協力して総会で決めたことを実行しています。
お誘い
演劇をやり続けていくことが今ほど困難な時はないかもしれません。しかし、今ほど心を豊かにする演劇が求められているときもまたないと言えるでしょう。私たちは、自分たちだけでは解決できない創造、制作上の諸問題を、劇団同士の連帯で、経験を分かち合い、励まし合って解決の道を探りたいのです。創造的にも普及上も力量を高め、地域でなくてはならない集団にしていきましょう。全リ演はそのためにあります。
- 観劇交流・批評のし合い
- スタッフ・キャストの交流・協力
- 演劇誌「演劇会議」の発行(年3回)
- 全日本演劇フェスティバルの開催
- 演劇ゼミナール、講演会、ワークショップ等の開催
- 国や地方自治体の文化政策の紹介、評論、批判や提言
- 被災地への激励公演その他
新規入会の手続き・申し込み先
東会議(北海道~岐阜、愛知まで)⇒石垣政裕(事務局長)
〒981-1105仙台市太白区西中田5-23-1
メールbzt04200@nifty.ne.jp
西会議(大阪京都~沖縄まで)⇒杉田満(事務局長)
〒536-0014大阪市城東区鴫野西3-4-3-507
メールy27c8f228bsaxej@gmail.com